とてもうるさい

文章を書く練習だけども公開メモ置き場かも

メル画も夢小説も大好き

メル画も夢小説大好きです。

ついついこの世の地獄案件見ちゃって勝手にひとりで削れちゃった気がするんだけど、自分の心情整理のためにこの件について続きを書くのはなんか違うなぁ、と思うし、うっかり余計な恨み言なんかが出ないとも限らんので全然違うことについて書こうと思います。

メル画も夢小説も大好きです。

オタクってよく「オタクは他人の好きなものについても尊重できる」的な言説を持ち上げたがるし、実際「そういう気持ち」はあるんだろうな、とはよく感じるんですが(主語をでかくしてお送りしています)、一方で人間は「自分のよく知らないもの」について平気で踏みにじりがちでもある(何故ならよく知らないものをうっかり傷付けてしまってもよく知らないから良心が痛まないのだ!)(主語を無限にでかくしてお送りしています)ので、間違っても踏まれないよう、一見さんの海馬にもアツく焼き刻み込むべく、狂気の「私はこれが大好き!」キャンペーンをしようと思います。

メル画も夢小説も大好きです。

あくまで私はですが、よく知らない人・ものであっても、それを「大好き!」と語っている文章を読んでいるとなんだか楽しくなることがままあるので、それを真似してみようというわけです。というかこのブログのテーマでもあるんですよね、多分。前に投稿した記事を読み返すとどうもなるべく「ポジティブ」な面から攻めようとしているっぽい。それでパワーに欠けてる感も否めないんですけど。だから今回はゴリ押し物量作戦で構成もクソも改行もなくダラダラ書き連ねようと思います。空白に挟まれた各一行だけでも見ていってね。この記事こそ「好きな夢小説の話」の「本編」なのかもしれない。というわけでいってみよう。(ここまで前置き)

メル画も夢小説も大好きです。

私は、メル画も夢小説も大好きなんです。

より正確に言うのなら、メル画は昔の方が「より大好き」で、今は特に探しに行ったりはしないけどたまーにめちゃめちゃ好きだったやつがまだあるか確認しにいったり、メル画という「文化」に思いを馳せて感謝を捧げている、という感じです。

メル画も夢小説も大好きです。

夢小説の方は俄然現役。読むし書くし>>>個人サイト<<<もあるよ。>>>検索避け<<<しているからここでは紹介しないけど。(後で詳しく書くけど普通に色々怖いし)SNSでも投げてみたり探してみたりするけど、まあまだサイトがメインですかね私は。個人サイト大好き。

メル画も夢小説も大好きです。

メル画、今となっては「概念」の方を愛してしまっているので、具体的にメル画のどこが好きとか、何がそんなに良かったのか、なんではまってしまったのかはよく分からないんですけど。多分、夢小説の方がたまに仰る「はじめてポップアップで『あなたの名前は?』と聞かれた衝撃が忘れられない」というのが、私にとっては「メル画」そのものだったのだと思います。

メル画も夢小説も大好きです。

私がインターネットにはじめて触ったのは確か○学生の時のパソコンの授業?(インターネットとかタイピングとかパワポとかペイントとか一通りふんわり触るふんわりした授業だった気がする)で、それからわりとすぐ、その頃はまだここまで使うのが当たり前になるとは思わなかった「検索窓」に、ちょっとおっかなびっくり「読んでる漫画名 画像」って入れていたように思います。

メル画も夢小説も大好きです。

なんでそんな漠然とした検索をしていたかって、多分その時はなんか「検索すると画像が出てくる」っていうことそれ自体が面白かったんですよね。インターネットに触るのはじめてなので。あと他に特に見たいものなかった。犬と猫は近所にいたし。友達からこっそり貸してもらってめちゃめちゃドキドキしながら読んでた漫画だったし。自分はその時まだ原作を持っていなかったし。(このすぐ後に全巻揃えることになるんだけど)

メル画も夢小説も大好きです。

で、そういう漠然とした検索って、お察しの通り、最初の方は原作の写真撮ったのとかスキャナーで読み込んだようなのとか、あとは商品画像とか、まあ「無難」というか、見てすぐ「何」なのかはじめてでも分かるようなのがヒットするんですけど、2ページ3ページと進めていくと、段々違うようなのがかかってくるんですよね。公式で見たことのないカラー絵(誰かが加工したやつ)とか、公式とは違う絵柄のイラスト(ファンアート)とか。そんな中に、当時は、メル画が紛れ込んでいたのです。確かこんな風にして、私はメル画と出会ったはずです。多分。(記憶があやふや)

メル画も夢小説も大好きです。

まーーーーなんだか分からなかったし、びっくりもしますよね。メル画って、大体は原作の画像を薄っすら白っぽく半透明にしたのを背景にして、所謂ガラケー時代の典型的な、メールが再現されているんですよ。

手っ取り早く例を出すとこんなの(フリーフォトストックサイトの画像ともじまるで自作しました)

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メル画も夢小説も大好きです。

これがものっっっっそい衝撃だったんですよね。おそらく。私の明らかにやる気のない例だとファーストコンタクトのインパクトが上手く伝わらないかもしれない(正直できた瞬間だめだなこれと思ったけどわざわざこれを作り直すのは面倒だったごめん)のですが、まず「メールを画像にする」って発想が「何?」だったし、しかもその背景は大好きな漫画の大好きなキャラクターのめちゃカッコイイイラストなんですよ。そして、しかも、そのメールの本文が「キャラから『わたし』へのメッセージ」なんですよっ……!

メル画も夢小説も大好きです。

これを幼気な○学生が何も知らず突然ぶつけられたショックを想像してみてください。恋。恋ですよ。恋。「これを『見る』ことはすなわち、『キャラクターが私にメールをくれた』ことになるのだ」ということを幼い私はきっと、「魂」で理解したのだと思います。まあ普通に何が何だか分からず「こういうことをよく知っていそうな友達」に聞いたのかもしれませんが。この辺の時系列が特に曖昧ですね。何せn年前ことなのでね。ごめん。でもわりとすんなり「受け入れた」ことは確かだから。

メル画も夢小説も大好きです。

それからしばらくメル画にどっっっっっぷりはまって、家の方で共用パソコンの使用が解禁されたのもあって、めっっっっっちゃ漁りましたね。今思うとよく共用パソコンで「保存」できたなって感じなんですけど。幼さってほんとに怖い。メル画って時たま揶揄されるように、メールなのに会話文になっちゃってるのもあるし、いやキャラ違うだろってのもあるんですけど、ぶっちゃけまあそれって他のどの二次にも言えることだと思うんですよね。スタンスと趣味の違い。で、他のどの二次にも言えるように、メル画にも時たますっごく自分の趣味にあうのとか、すっごくうまいのとかあるんですよね。本当の本当に、キャラからメールだ!って思わせてくれるようなのが。この世界感だとそもそもメールないだろとかもぶっ飛ばしてくれるようなのが。あったんです。あるんです。当時の私は、そういうのを当時の私なりの好みで、探して集めていたんだと思います。今でもそうだけど、二次での新ジャンルはまりたて漁り放題って、すんごく楽しいんだよね。すんごく楽しかったんだと思う。すんごく楽しんだ。

メル画も夢小説も大好きです。

けれど、そのうちに、私は自然にメル画を離れました。飽きた、のもあるかもしれないけど、新しい、とんでもない「衝撃」に出会ったんです。それは勿論、「夢小説」でした。

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メル画置いているサイト(メル画漁り始めてから個人のサイトやブログも認識できるようになった)が夢小説も置いていたのか、検索窓に「漫画の名前」を入れたときに「夢小説」もサジェストされるのが気になって詳しそうな友達に聞いたのか、やっぱり時系列が曖昧なんですが、とにかく出会ったんです。そしてまたもやハマりました。インターネット初心者チョロいな。マジでツイッター登場とピクシブ台頭がネサフ書き込みはじめてしばらく経ってからで良かった。それでも何度かやらかしたけど。

メル画も夢小説も大好きです。

私がはじめて触れた夢小説って、確か、「名前変換」がないものだったんですよね。その当時おそらく全盛期だった某ブログサービスで場所を借りて書かれたもので、夢主(あるいはヒロイン)(厳密には違う(この辺面倒だから極力触りたくない)んですが、作者オリジナルのキャラクターのようなものだと思ってくださいとりあえず)の名前が固定されていて、小説の中に当然のように存在して、当然のように原作キャラクターと絡むんですよね。当然といってもそういうブログは大体は「夢主紹介ページ」なるものがあったんですが。っていうか書いていたら走馬灯のように思い出してきた、まだストーリーライン覚えている自分が怖い。

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その頃の私にとって「夢小説」って、誰かの考えたオリキャラが、自分の大好きなキャラクター、世界観で紡ぐ、「新しいお話」が読める、魔法のツールだったんです。確か、「原作とは別の、違った、新しいお話がたくさん読める」ということに重点を置いていた気がします。ブログの作り方だのサイトの作り方だのよく分かっちゃいなかったし怖かったし(というか自分のメールアドレスがなくてどうしようもなかったような)読み専の期間がしばらくあった……はず。まだまだ真面目に活字中毒していたし、まだそんなに文章の好みってなかったから、とにかく「お話」が読めることが面白くて読み漁っていたように思います。最初の最初に名前変換に出会わなかったばっかりにメル画から入ったのにこうだよ。おかげさまで一時期自分の夢女子プロフィールが迷子になったりもするんですが、それはまた別のお話。別のときに話すとしよう。

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これまた時系列あやふやなんですが、しばらくして、そのうちに、掲示板に自作の夢小説を投稿してみたり、(そういう夢好きが無邪気にキャッキャッする掲示板があった。今でも残ってはいるのかも?)ついに自分の端末(ガラケー)を手に入れて、自分のサイト(所謂ケータイサイト)を作ってみたりしたわけです。オリジナルの小説を書く趣味もやっぱり○学生の頃からあったのでね、結構すぐ書く方にいったんだと思います。でもサイト持つ前にノートに書き溜めたり掲示板投稿したりしたかがあやふや……。とにかく書くようになりました。あとはじめて作ったサイトがサイトを教えていなかったはずのクラスメイトに速攻身バレして閉鎖したのはよく覚えてる。これからクラスメイトの一部に内緒でホムペ作ったり(今はホムペは作らないかなー……)SNSのアカウント取得したりする予定のみんなは共通の友人との相互リンクや相互フォローにはくれぐれも気をつけてね。閑話休題

メル画も夢小説も大好きです。

この自サイトでもお邪魔して、本格的に突っ込んでいった「ガラケー閲覧前提夢小説サイト文化」がめちゃめちゃ楽しかったし、私の「魂」に根を下ろしているように感じます。魂持ち出すの二回目だよ。はい。

メル画も夢小説も大好きです。

私は上でも書いたように「ブログ」から夢小説の世界に入ったんですが、なんかこう、どうやったのかよく覚えてないんですけど、どうにかこうにかこう、PCの夢小説サイトにもたどり着いて、そういうとこもいくつか見ていたんですよね。オルゴール鳴るのとか背景に半透明の写真置くのとかも微妙にかじっている。ケータイサイトを見るようになってからも、PCのお気に入りのサイトはチェックしていたと思うんですが、まあ共用パソコンで居心地があれですし、ケータイの通信料金をパケット制限なしプランにしてもらったあたりから、歯止めがきかなくなります。際限なく夢小説読み漁りました。読んで読んで読みまくりました。今ではもう絶対真似できない(体力がない)んですけど、二桁〜三桁単位のサイトの更新チェックとかもわりと日常的にやっていたと思います。ビバ・ケータイサイト全盛期。SNS前の活字飢えって怖いというかすごいね。今はツイッター見てるだけで終わるよ。虚しい。

メル画も夢小説も大好きです。

当時ってほんともうめちゃめちゃケータイサイト多かったんですよね。フォレストからエムペ系列、ナノへの過渡期ぐらいが多分一番真面目に(?)夢小説読んでいたんですけど、そのぐらいってピクシブツイッターもないことはないけど、まあそこそこ、って感じで。サイト管理人がプロフィールにツイッターのリンクを貼って以降サイトの更新が止まる、ってこともまだあんまり無かったんですよね。(このあとそういうことがボコボコ起こります)

メル画も夢小説も大好きです。

私は個人サイトデビューがあれだったので、その後も何度か移転を繰り返し、なんやかんやあって今はPCサイトに落ち着いているんですけど、「ケータイサイト」って、なんかもうそれだけでめちゃめちゃ愛しいんですよね。一番思い出深いし青春だったから。今となっては広告だらけで見る影もないですが、昔は無広告のところって結構多くてシンプルなデザインがめちゃめちゃ映えたんですよ。今でもそういうサイトさん見かけるとときめきます。好きです。

メル画も夢小説も大好きです。

夢小説の「何」が特に好きかって、よく分かんないですけど、好きなんですよ。個人サイト、特にケータイサイトに特有の、夢小説らしい、ふんわりした文体だとか、夢小説らしい展開っていうのはまああって。そういうのも好きなんですけど、それだけじゃないというか、最近はとにかく個人サイト見るのが好きなんですよね。これは単に一回SNS行っちゃったからノスタルジー的なあれもあるのかもしれないんですけど。SNSメイン無理だと思って出戻りした節ある。それはそれとして個人サイト大好き。まだ無限に永遠に見ていたい。これ以上無くならないで…………。

メル画も夢小説も大好きです。

なんかここまでほぼ思い出話しかしてないですけど、とにかく好きだったんですよ。好きなんです。二次創作の楽しみと喜びのベースの大体は夢小説で培ってきたんです。大切なんです。この気持ちはものは違えどわりと人類共通だと思いたい。(主語をでかくしてお送りしています)

メル画も夢小説も大好きです。

やっぱりもっと具体的な夢小説の好きなところ、「好きな夢小説の話」はまたの機会にしようと思います。上で伏線はった自サイトの取り扱いの話も面倒になったから今度にする。

メル画も夢小説も大好きです。

大好きなんだよ。



オマケの追記(2018/6/13)

いくら例とはいえメル画の例があれなのはやっぱりよくないのではと思い、もうちょい真面目なメル画らしいメル画(?)を作ってみようとしたんですけど、ろくなネタが浮かばず、私はメル画を作らない方がいいということがはっきりしただけでした。でも真面目度は最初に上げたやつよりはマシなはずなので上げておきます。

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メル画と夢小説を真面目にめちゃめちゃ好きな人がこの世界のどこかにいるということだけでも、頭の片隅に置いておいていただければ幸いです。