とてもうるさい

文章を書く練習だけども公開メモ置き場かも

好きな夢小説の話をしてくれ

せっかくブログ作ったのに怪文書ポエムひとつ投稿して放置もどうかなと思ったから新しい怪文書ポエムを息抜きの息抜きぐらいのつもりでちんたら書いていたけどあまりにもぐだぐだしてしまってまとまらなくなってきたから先に結論だけ記事分けてぶん投げる。というわけでこの下から本文です。


夢小説の話をするなら、好きな夢小説の話をして。

適当なことを言ったり、冷やかすだけ冷やかして一頻り笑ったら忘れてしまってなかったことにするみたいなのは、いい加減やめて。


たとえば、


ここ最近、2015年前後ぐらい? から「夢小説が復活した」みたいな台詞を時たま見かけるようになった。

古代文明が浮上した」とか「昔の流行が一巡した」とか。そういう。

なんか、なんか…………

勝手に夢小説滅ぼしてんじゃねーーーーよ!!!!

夢小説は! 滅んでないです! まだ! 断絶した超古代文明じゃなくて! 今日まで連綿と続く文化としてやってるよ! 一応ね!

「復活した」わけじゃなくて「ずーっと隠れてやっていたのがジャンルの流行に伴いやっとあなたの目に届くところまで出てきた」というだけです。


あとは、私以外にも色んな人が色んなとこで度々言及するあのタグ。「細かすぎて伝わらない夢小説物真似選手権」

一体いつのどこの夢小説の物真似をしてるんだよ……。

このタグ、現役の夢小説愛好家が「こんなこともあったねウフフ」と遊んでいることもあるけど、「夢小説」の文字がプロフィールのどこにもない人が妙に自信満々な訳知り顔で遊んでいることも多いし、そもそも「夢小説がまだ全然書かれていない」ようなジャンルや「夢小説が数えるほどしかない」ジャンルをお題にして、このタグで遊ぶ人もいる。

「ありそうな夢小説」「昔あった夢小説」とかいう「架空の存在」をおもちゃにして遊んでいるつもりなのかもしれないけれど、そういう夢小説だって実在はする(した)し、無邪気な悪ふざけはそういう夢小説が好きな人のところにも届いている。「昔の恥ずかしかった自分」への自虐のつもりでも、主語を自分以外にしてしまったらただの悪口で攻撃だ。

「やーいお前のCP創作やまなしおちなし意味なし~!」とか外野から大っぴらに言われたいか? 分かってるよ! でも楽しいんだよ! それを楽しむものなんだよ! ってならない? 夢小説物真似タグがやっているのはつまりそういうこと、っていう自覚を持ってほしい。まあこの例も私があとから「私は好きですよ」ってフォローしてくれる前提で読めば大して気にならないんだろうけど。


「夢小説」の話をツイッターなんかで見かけるようになったのはとても嬉しい。CPやオールキャラの二次創作に混ざって素敵な夢漫画もTLに流れてくるようになった(前は夢漫画ってフォロワーのか個人サイトのしか見たことなかったぜ……)し、「夢」へのハードル自体はじわじわ下がっていて、「夢」という創作手法や概念は今までより色んな人の目によく見えるようになったのだと思う。あるいは、「昔はやっていた」人や、「隠れていた」人が、見えるところではじめてくれたのか。

でも、上にだらだら書いたように「物笑いのタネとして」夢小説の話がされるのは許せないし、そうでなくても「夢小説の話」がされる時に「恥ずかしいことだけど」みたいな意識をうっすらとでも感じると、なんだか勝手に切なくなってしまうし、凹んでしまう。

一度好きになったものを、いいなと思ったものを、そこまで頑張って貶める必要ってありますか。恥ずかしがらなきゃ、申し訳なく思わなきゃいけないんですか。

だから好きな夢小説の話をしようよ。して。してください。

過去形でもいいから、こういう夢小説が好き、面白い、そういう話をしてくれ。私は楽しい話が聞きたいんだ。

現在形で好きなサイトや書いてくれる人には(嫌がられていない場合は)閉鎖やアカウント削除をされないうちに感想を送ろうね。

以上です。